ごあいさつ



ごあいさつ

茅ヶ崎マカナは、当初はワールド・インビテーショナル・フラ・フェスティバルの日本大会として、2009年からハワイの地でポーリー・ジェニングスをはじめとするハワイの文化人やクムフラによって構想が練られ、2011年に神奈川県茅ヶ崎市で産声をあげたフラの祭典です。

当時、日本とハワイを取り巻くいろいろな問題、課題をふまえて、ハワイのフラのコミュニティの人々が考える「本来あるべき姿のフラ・コンペティション、フラのワークショップ」を日本で作り上げていこうという、実験的な試みでした。宿題を与えられた私たちは理想と現実のはざまで試行錯誤を繰り返しながら、12年の歳月が流れました。

この間、世の中も大きく揺れ動きました。1991年以来、理想を貫いて行われてきたワールド・インビテーショナル・フラ・フェスティバルも、日本での大会が始まって間もなく、いろいろな困難を抱えて、開催の休止を余儀なくされました。その後世の中は、経済の変動、パンデミックによる日常の変貌、平和に対する不安な兆候など、12年前と現在ではフラを取り巻く環境のみならず世相も大きく変わってきているように見えます。

そんななかで、茅ヶ崎マカナは、フラとハワイ文化を愛する日本の人々と手を携えて支えあって、いまこそ本当のアロハを皆様とともに追求していくために、歩みを止めず、大会の継続に努力を注いでまいります。

ぜひ、皆様の考えやご意見をお寄せください。

茅ヶ崎マカナ実行委員会 日本事務局代表世話人 山下正一